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【記録】第63回 静岡ホビーショー / 第34回 モデラーズクラブ合同作品展に参加しました【模型】

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2025年5月17・18日にツインメッセ静岡で開催された「静岡ホビーショー」および「モデラーズクラブ合同作品展」に,所属するサークル「ウルカノプス」の一員として参加させていただきました. 今回は,新作1点と過去作2点を展示しました. 新作は……という名の未完成品ですが,信号機をモチーフにしたオリジナルロボを展示しました. サーフェイサー状態で,LED点灯もなしということで,あまり注目はしていただけず…… 完成し次第,こちらのブログでも紹介記事を投稿する予定です. 過去作としては,「Küken(キューケン)」と「メガサイズザク」を展示しました. メガサイズザクは,昨年のSCM展示会で視線追従機能を実装していたのですが,「暗くてよく見えない」というご意見をいただいていました. そこで今回は,応急的に100均のちょうどいい感じのLEDライトをピンクに塗装して仕込みました. 見ていた感じでは,来場者の方々が首を左右に振って,本当に追従するのか確かめていたようで,とても嬉しかったです. 何名かの方からは,仕組みについてご質問もいただきました. 仕組みは単純で,ザクの頭部の円柱状の空洞の中心に,ピンクの球体をひとつ設置してあるだけです. これだけですが,意外と「にらまれている」ような印象を与えることができます. この視線追従機能は,メガサイズザクをジオラマに仕立てるまでの「展示会向けの一発ネタ」のつもりだったのですが,予想以上にご好評をいただいたため,今後は別の作品にも実装して,継続的に展示したいなと思っています. 展示会の参加も数回目となり,ようやく運搬や梱包に慣れてきました. 作品そのものも,輸送や展示を考慮して制作するようになっていますが,まだまだ難しいです. やはり「展示映えする作品」と「SNS映えする作品」,そして「自分が好きな作品」はそれぞれ違うものだなと改めて感じました. とはいえ,承認欲求はあるので……笑 さまざまな方に作品をご覧いただき,ご挨拶したかったモデラーの皆様にも直接お会いできて,非常に楽しく充実した2日間となりました. 体とお財布にはかなりのダメージがありましたが,モチベーションはうなぎのぼりです! 改めて,運営の皆様,本当にありがとうございました. 来年度もまた参加させていただきます!!

【作品紹介】4wlc共産圏クラシックカー【LEGO(Studio)】

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LEGOで共産圏のクラシックカーを製作しました. 4wlc規格です. VAZ-2101をイメージしています. 比較的ノーマルな姿のものと,ラリー仕様のものを製作しました. というわけでまずはノーマルから. ノーマルと言いつつ,片田舎で使い込まれた車体をイメージしています. もちろんミニフィグは乗る...はずです. モデルとなったのはGoogleストリートビューで見かけた車体です. チャームポイントはルーフキャリアと一部欠損したホイールです モデルとなった車両には赤い布が無造作にかけられていたので,リアルビルドする際には再現したい所です. なにしろ元の車両がソ連らしいシンプルで無骨なデザインなので,特徴を出すのに苦労しました.(結局出せてません...) この車両を基にしたバンタイプもあったりするので,作って並べたいですね. お次はラリー仕様です. カラーリングはもちろん,オーバーフェンダーやホイールの交換,ランプポッド等,色々と追加・変更しました. いい感じにラリー感が出せたと思います. 上記の車両を基にした...はずなのですが結局ほぼ違う組み方をしています. デザインの中核であるオーバーフェンダー部等に関しては Tamotsu様 の 作品 を参考にさせていただきました. オーバーフェンダーをつけることで,ノーマル車両にあったのっぺり感を解消できました. ランプポッドはつけるだけでラリー感が出るのでお気に入りです. リアビュー. 元車両は結構シンプルなデザインで味気ないので,小さめのウィングとマフラーを再現してみました. カラーリングはネットで見つけたイカした車両を基にしています. 水色のヘッドライトブロックが実は存在しないらしく,焦りました...一応近い色があるようなので,ギリリアルビルド可能です.たぶん. 見えづらいですが,車内には小さめのハンドルとロールゲージも再現. 底は抜いてあるのでミニフィグは乗るはずです. サイドビュー. 完全に四角形なわけではない,サイド下部のボディの丸みを再現できたのがお気に入りです. ボンネットとサイドにゼッケンをつけたので,レース車両であることが分かりやすくなったかなと思います. ちょっとボンネットのゼッケンと色分けは出っ張ってしまいましたが... 今回は以上です. 以前に作成した4幅車や,同車両をモデルにした作品のリベンジは果た...

【記録】SCM展示会2024に参加しました【模型】

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 2024年11月9,10日に静岡ホビースクエアにて開催されたSCM展示会2024に, 所属するサークル,ウルカノプスの一員として参加させていただきました!! 今回は展示会のために制作した(そして間に合わなかった)メガサイズザクを展示させていただきました. サークルメンバーのポン兵さんのメガサイズガンダム(リアルタイプカラー)と一緒に並べさせていただきました. メガサイズザクは数年前に購入,パチ組みをして放置していたものをこの機会にしっかり完成させようと手を付けたものです. 最終的にはジオラマにするつもりで,展示会までにウェザリングまで終えたかったのですが... 実際にはウェザリングどころかデカールすら貼れずの展示と相成りました... 運営の皆様が撮影ブースを用意していてくださったので制作途中ではありましたがパチリ. 雑に撮っても雰囲気モデルグラフィックスです.すごい. 2日間を通じて様々な作品を鑑賞し,また様々な方と交流をすることができました. 改めて,運営の皆様ありがとうございました. 次年度も参加させていただきます!!

【作品紹介】雪中の警邏【模型】

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ソ連の戦車をモチーフとした、 オリジナルロボットをミキシング/スクラッチで制作しました。 スケールは1/35です。 雪の森の中でパトロールしている姿をヴィネットに仕上げました。 ボディはスタイロフォーム製、手足はガンプラのHG流星号のジャンクパーツを用いています。 随所のディティールは基本スクラッチです。 ボディと肩のマーキングは手書きです。上手くかけた方なのでお気に入り。まあウェザリングが強すぎて消えかかってますが... 本来主砲がついていそうなところにはカメラアイ風の何かがついています。 手にはガンプラの武器パーツをほぼそのまま流用した武器を持っています。 背中にはジェリ缶や箱の入ったバスケットがついています. そしてその下にはお馴染みソ連戦車タンク。これをつけとくだけで(大戦中期ごろからの)ソ連戦車感がUPします。 ヴィネットは紙粘土で地面を形成した後上から重曹を振いかけています。 地面にはなんとなく不審な足跡をつけてみました。パトロール中に発見したこれは友軍のものかそれとも果たして…的な感じです。 小さな針葉樹は100均でクリスマス飾りとして売られていたものです。安くて使いやすい。入手時期が限られるのと、もう少しディティールアップしないと微妙ですが... おまけ:古い写真っぽく加工してみたやつ 今回は以上です. この作品は私がよく制作するソ連風歩行兵器の始まりの一つとなったもので,思い入れが深いです. もっといろいろな情景を作っていきたいですね.

【技術検討】ラック式機関車【LEGO】

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以前、人からの貰い物でラックパーツ(#3743)を大量に入手しまして。 せっかく大量にあるのでこれを使って何か作れないか考えたところ、ラック式の機関車を制作することを思い立ちました。 ちょうどよくオフハウスでジャンクの機関車も入手していたところでした。 仕組みはいたって単純で、線路バーツの内側にラックパーツを配置、機関車側には車輪と連動して動くギアをつけることで噛み合って登っていくというものです。 この手の機関車というと大井川でもお馴染みのアプト式機関車が思い出されますが、どうも正確には仕組みが違う様です。(恥ずかしながら、これを作成するまで知りませんでした) 完成したものがこちらです。 外装は手に入れたジャンクのトレインパーツを用いて適当に組みました。一昔前の峠の電気機関車のイメージです。(パンタグラフ付け忘れた...) 電源系にはパワーファンクションを用い、モータはPFのMモータです。これにウォームギアを噛ませて減速し、動輪とギアに伝達しています。 見た目優先で何も考えずに0-6-0配置にしましたが、試験走行時にカーブがろくに曲がれないことが発覚したため、中央の軸のみ左右に遊びを設けています。 ラックの効果を確かめるべく、ラック機構の有無で比較したものが次の動画です。 流石にこの坂となるとラックがないと登れませんでした。一方ラック式は、麓でしっかりギアとラックが噛み合い、順調に登っていけました。 今回は以上になります。 ラック式の効果は示せたかなと思います。 この方式の問題として、 シンプルにラックパーツが大量に必要 カーブに使えない 車両が高速すぎるとギアと噛み合わせるのが難しい可能性 等があります。特に2つめが致命的ですね。 また良い案が思いついたら再検討したく思います。

【紹介】我が家の銃達(2024年版)【エアガン】

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今回は作品紹介ではなく我が家の銃紹介です。 模型やLEGOではありません、ご了承下さい。 とはいえ私のエアガン歴はあまり長くなく銃も少ないです。 1丁目:AK-47(マークスマン) 元:マルイ スタンダード電動ガン AK47 見るからに外装が改造されたAKです。目立つのはストックとスコープ、ハンドガードあたりでしょうか。以下各部の紹介ですが、使用部品は大概怪しい安物なので割愛します。 スコープはサイドレールを自前で取り付けて、さらにそこから20mmレールを伸ばして取り付けています。 アングルフォアグリップとバイポッドをつけたいがために交換したロアハンドガード。 適当なものを購入したのでスタンダード電動ガンに合うように3Dプリンタパーツを作成して挟み込んでいます。 1番目立つのはストックでしょうか。 サムホールタイプに憧れて自作しました。近くて見ると粗しかないので接写はだしません。合板積層方式で作成しました。疲れた。でも満足はできていないのでいつか作り直したいところ。 先端にはサプがついています。先端の重りが増えて無駄に疲れるけど、まあかっこいいから良いのだ。 2丁目:AK-pistol 元:マルイ スタンダード電動ガンAK47 HC こちらは名前の通りAKを切り詰めたピストルです。 元の銃がただのスタンダード電動ガンではなくハイサイクル仕様なので普通にばら撒きます。 もちろんインナーバレルから切り詰めているのでめちゃくちゃ短いです。 その長さ脅威の125mm。 集弾性は犠牲に…と思いきや、普通に使う分には問題ないレベルとなっています。まあマルイだってMP-5Kだしてるし… 基本的には元の銃をやたら切り詰めてるだけですが、グリップのみ形状をピストル風に寄せています。 もとのグリップにパテを盛って形成し、オイルで仕上げた木の板を貼っています。このグリップのおかげで少しはピストル感が出たんではないでしょうか。 いまはこの子の専用ホルダーを作ろうと画策中です。メインアーム:AK、サイドアーム:AKになる日は近い…!! 今回は以上です. 今のところ,主だった銃はこの2丁のみです.今後増えたらまた紹介することもあるかもしれません.

【作品紹介】70年目の占守島【模型】

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1/76スケールで朽ち果てたチハ中戦車を制作しました. 太平洋戦争集結から70年の頃に構想し,製作した作品です. 太平洋戦争集結前後に千島列島最北端の占守島で日本とソ連による戦いがありました. この作品のモデルとなったのは実際に占守島で戦い,(少なくとも2066年時点では)現地で眠る車両です. 占守島を調べると多く出てくる,山を背景に戦車が写っている写真があります.その写真に衝撃を受けて制作しました. 使用キットはフジミ ワールドアーマーシリーズ 九七式中戦車 チハです. このシリーズは安価にAFVモデルが楽しめる良いシリーズです.流通量もそれなりにあります. まあ昔からの物なので質はそれなりですし,何よりスケールが1/76と独特ですが... 左側背面から. こちら側の面は転輪と履帯が残っています. 車体を覆った錆は溶きパテと塗料を叩きつけることで再現しています. よく見ると白い鳥のフンもあったりします. 各所のハッチは実車両に則ってオープン状態で固定してあります.車体後部のグリルも開いているのを再現しています. 台座は100均で買った焼き物です.(たぶんそばつゆ入れ.) 以下引きからの写真です. 最後に,私の指との比較です. 今回は以上です. 車体全体が錆びたシチュエーションが好きなので,また作りたい所です.