【技術検討】ラック式機関車【LEGO】
以前、人からの貰い物でラックパーツ(#3743)を大量に入手しまして。
せっかく大量にあるのでこれを使って何か作れないか考えたところ、ラック式の機関車を制作することを思い立ちました。
ちょうどよくオフハウスでジャンクの機関車も入手していたところでした。
仕組みはいたって単純で、線路バーツの内側にラックパーツを配置、機関車側には車輪と連動して動くギアをつけることで噛み合って登っていくというものです。
この手の機関車というと大井川でもお馴染みのアプト式機関車が思い出されますが、どうも正確には仕組みが違う様です。(恥ずかしながら、これを作成するまで知りませんでした)
完成したものがこちらです。
外装は手に入れたジャンクのトレインパーツを用いて適当に組みました。一昔前の峠の電気機関車のイメージです。(パンタグラフ付け忘れた...)
電源系にはパワーファンクションを用い、モータはPFのMモータです。これにウォームギアを噛ませて減速し、動輪とギアに伝達しています。
見た目優先で何も考えずに0-6-0配置にしましたが、試験走行時にカーブがろくに曲がれないことが発覚したため、中央の軸のみ左右に遊びを設けています。
ラックの効果を確かめるべく、ラック機構の有無で比較したものが次の動画です。
流石にこの坂となるとラックがないと登れませんでした。一方ラック式は、麓でしっかりギアとラックが噛み合い、順調に登っていけました。
今回は以上になります。
ラック式の効果は示せたかなと思います。
この方式の問題として、
- シンプルにラックパーツが大量に必要
- カーブに使えない
- 車両が高速すぎるとギアと噛み合わせるのが難しい可能性
等があります。特に2つめが致命的ですね。
また良い案が思いついたら再検討したく思います。
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