【作品紹介】70年目の占守島【模型】
1/76スケールで朽ち果てたチハ中戦車を制作しました.
太平洋戦争集結から70年の頃に構想し,製作した作品です.
太平洋戦争集結前後に千島列島最北端の占守島で日本とソ連による戦いがありました.
この作品のモデルとなったのは実際に占守島で戦い,(少なくとも2066年時点では)現地で眠る車両です.
占守島を調べると多く出てくる,山を背景に戦車が写っている写真があります.その写真に衝撃を受けて制作しました.
使用キットはフジミ ワールドアーマーシリーズ 九七式中戦車 チハです.
このシリーズは安価にAFVモデルが楽しめる良いシリーズです.流通量もそれなりにあります.
まあ昔からの物なので質はそれなりですし,何よりスケールが1/76と独特ですが...
左側背面から.
こちら側の面は転輪と履帯が残っています.
車体を覆った錆は溶きパテと塗料を叩きつけることで再現しています.
よく見ると白い鳥のフンもあったりします.
各所のハッチは実車両に則ってオープン状態で固定してあります.車体後部のグリルも開いているのを再現しています.
台座は100均で買った焼き物です.(たぶんそばつゆ入れ.)
以下引きからの写真です.
最後に,私の指との比較です.
今回は以上です.
車体全体が錆びたシチュエーションが好きなので,また作りたい所です.
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